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これ買いました:「ライト、ついてますか―問題発見の人間学」 [本]

問題解決について書かれた啓発本。良書と推薦されていることが多いので、手に取ってみました。

「問題解決」というより問題の発見方法について書かれた本で、ロジカルシンキングのような具体的な手法やフレームワークではなく、それらに取り組む根本的な姿勢について考えさせてくれる内容です。自分ではあまり読むことのないタイプの本ですが、ストーリーや語り口が面白いので一気に読んでしまいました。

エレベーターの待ち時間が長くて苦情が出ているオフィスビルや、入国審査で書類が1枚足りず立ち往生する女性の話など、いくつかの寓話を例に、それらの現場で直面する問題が提示されます。状況は違えど、どの寓話も「これあるなぁ」と心当たりがあるものばかりで都度、苦い気分になるのですが(汗)、本書ではそれらの「問題」をどのように認識しアプローチすべきなのか示唆を与えてくれます。

具体的な手法ではなく、取り組む姿勢や考え方の話です。自分が問題に直面した際も、寓話のように解決するかどうかはさておき、とりあえず解決策に急がずに、まず「問題」をどう捉え定義すべきか、立ち止まって一息きちんと考えるようにしようと戒めました。何かと問題に深入りしてしまう傾向の方にオススメかもです。。


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