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iPhoneアプリ「Remote」(Apple TV用リモコン)の新しいインターフェースが便利 [ガジェット]

AppleTV用に使っている、Apple純正iPhoneアプリのRemoteが1.3にVer.Upした。更新したらちょっとすごくなってた。

Remote

http://www.apple.com/jp/itunes/remote/

iphone apps remote

Remoteは無線経由で、Apple TV(&Macで起動中のiTunes)をコントロールできる無料アプリ。これまでのバージョンでは、Apple TVのライブラリを読み込んで表示することで、Apple TVをiPhoneでiPodのように操作できた。

下のようなプレイリストなどが表示されて、iPodに近い感じでApple TVを操作できるのは今まで通り。

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新しいバージョンでは、新たに「コントロール」という項目が加わり、まったく違うリモコン機能がついた。「コントロール」画面にしても、↓見た目は単なる黒いパッドだけど、このパッドで、テレビを見ながらテレビに接続したApple TVを操作できる。

d89cfcdc.jpg

このパッドの上で、iPhoneでやるように指をタップしたり弾いたりすると、テレビに映ったAppleTVのUIを操作できる。操作内容的には、赤外線で操作するハードウェア版のApple Remoteとほぼ同じ。タッチパネルなのでスイッチ(可動部品)のようにカチカチと押す感触がなかったり、レスポンスがないぶん、操作などで多少とまどいというか違和感があったが、そんなものは10秒くらい使っているうちに慣れる。

これとApple TVの組み合わせが、かなり使いやすくて驚いた。

今どきのテレビやレコーダー、STBなどはボタンがアホみたいに多いので、リモコンとテレビの両方を見ながらじゃないと操作ができない。一方、このiPhone版Apple Remoteは、もともと操作としては上下左右・Menu・決定ぐらいしか必要のない統一されたUI体系だった上に、ハードがいつも手元にあるiPhoneに代替され、ディスプレイに集中してすいすい直感的に操作ができるようになってしまった。超快適。

今までの家電のリモコンやUIには、ずいぶんと不自由を強いられていたのかもしれないということを、このデバイスを使って少し気づかされた。ちなみに接続は無線LANだけど、動作の遅れは特に感じない。

今のところAppleRemoteでの操作は限定的だけど、例えばAppleTVがブラウザを積んだりしても、マウス代わりのポインティングデバイスとしては十分実用に耐える気がする(BRAVIAやPS3でWebを見る際、いまいち操作に最適といえるデバイスというのがまだ無い)。あとありえないけど、他のメーカーの機器なんかもiPhoneのAppleRemoteアプリで操作できるようになったら、非常に最高なんじゃないかという気がする。ということでiPhone(もしくはハンドヘルドなタッチパネル)で操作するテレビ用デバイス、というものには新しい可能性を感じた。家電のリモコンは、こっちの方向に進化してくれたらうれしい。

見向きもされないこんなマイナーな製品なのに、すごいなぁ、Appleは。Apple TVは買ったときは大失敗だと思って落ち込んだが、テレビ用iPodだと割り切ればけっこう最強。


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