ぼんやり記憶に残っている、ゲームに関する話

仕事納めでそそくさと会社を後にしたあと、中堅ゲーム会社で長くプロデューサーをしている知人と合流して飲んだ。これまでは話をしていても、まったく別の業界の話だと思っていたが、なんかずいぶん近くなっているのかもしれない。

知人からきいた、ぼんやり記憶に残っている、ゲームに関する話。

• とにかくコンシューマがもうだめ。一部のタイトル（FF、DQなど）以外はぜんぜん売れない
• Wiiがダメ。ハードが眠りすぎ。次期ドラクエが起こしてくれるかもね
• PS3よりXBOXのがつくりやすい。PS3は性能高杉だがメモリが少ない
• コンシューマで今出すならPSPがいい
• それ以上にいいのは携帯ゲーム（アプリ）。自社でも受託でも堅くいける
• 著名タイトルの携帯版なら、価格が多少高くても売れるので強気の価格設定が可能
• 大手なら数十万のユーザを余裕で集める。パッケージより売上げてる会社も
• 自社でも、携帯ゲームへの先行投資とブラウザゲームのリサーチにリソース割いてる
• iPhoneアプリはノウハウがないのでわからない
• モバゲやグリー（ソーシャルアプリ）は、行くべきだという風潮はあるがしばらく様子見
• ゲームとしてクオリティの高いものは提供できるが、まだ投資規模に合わない
• SNSゲームはWebの文化に近い。通用するかという点で見合わせている会社も多いと思う
• PCのネトゲはニッチだけど、濃い層を相手に、数カ国展開して儲けるのがいいらしいね
• ジャレコはネタとして注目集めてたけど、そろそろ飽きられてきてどうするんだろう

ゲームだけでなく、久々に人とアニメや漫画、映画などの話をした気がする（自分の会社ではアニメの話をする相手も余裕もあまりない...）。アニメは「化物語」の演出がいいという話で同意。あれはかっこいい。かつての「ウテナ」を思い出す。その他、「青い花」「けいおん」「東のエデン」などなど。

…などと30代前半（自分）ともうすぐ40の独身男二人が、漫画やアニメを肴に明け方まで飲んでいる図は、気温以上に相当に寒い。