So-netブログでWindows Live Writer を使ってみる [Web]
MicrosoftのWindows Liveの「Writer」という、ブログ用のエディタソフトを使ってみた。かなり便利かも。ただ、So-netブログで使う場合、設定で少し難があったので、設定方法について以下メモ。
Windows Live Writer のざっくり特徴
- オフラインで記事の編集や投稿ができる、ブログ専用のエディタアプリケーション(Windows専用)。
- 無料。メッセンジャみたいにうるさい広告とかも出てこない。有料版とかもない。
- 編集モードとしては、いわゆるリッチエディタとソース直接編集の2タイプある。
- APP(Atom Publishing Protocol)やXML-RPCで投稿する。
- マルチアカウントに対応。カテゴリやping、TBもサポートしていて、とりあえず不足は無い、気がする。
Windows Live Writer にブログを登録する主なステップ
1.ダウンロードとインストール
MicrosoftのWindows Liveのページからダウンロードしたら、普通にインストールするだけです。
2.ブログアカウントの登録
インストールが終わるとブログ設定を行います。ここでは、AtomAPI/XML-RPC専用のIDとPWを登録します。So-netブログで使っているIDとPWではないので注意です。
なお、AtomAPI/XML-RPC用のID/PWは、ブログ管理画面の[設定] - [AtomAPI/XML-RPC] で、「パスワードを発行する」から発行できます(管理ページへ)。
3.ブログ種類の選択
アカウントを登録したら、この画面で、ブログの種類とSo-netブログのエンドポイントを登録します。
- 使用するブログの種類 → WordPress
- ブログのリモート投稿URL → http://blog.so-net.ne.jp/_rpc
ドロップダウンリストの選択肢には「So-netブログ」は無いので、普通なら「Atom Publishing Protocol」を選択しそうですが、それだとエラーが出て失敗しました。ナゼかよくわかりませんが、WordPressでうまくいきました。
「ブログのリモート投稿URL」にはSo-netブログのエンドポイントを入力しますが、この情報はマニュアルの「他のツールからの投稿(XML-RPC)」にあります。
以上で基本的な設定は完了。
良い点・悪い点 個人的な感想
良かった点便利と感じたのは、ローカルでプレビュー出来る点。
Writerにブログを登録すると、スタイルなどのテンプレート情報をローカルにダウンロードして、プレビューの際に適用してくれる。なので、ブログを書きながらすぐ見栄えが確認できて、Web上でプレビューする時のようなストレスがまったく無い。これがいい。自分はHTMLで直接入力したいので、専用エディタの類は不要かと思っていたけど、プレビューを頻繁に行うので、このプレビューのためだけでも使う価値はあるかなと思った。
同じようなことは、Dreamweaverなどでもできるのかもしれないし、できるならタグの補完などもあるので絶対そっちの方が便利なハズだけど、とりあえず環境構築するような手間が無いのでWriterは楽。ちなみにHTMLレンダリングは、IEのコンポーネントを使っている様子。
あと、余計な機能が無いせいか、動作が軽いのもいい。Microsoftの中でもあまり重要視されていないプロダクトゆえ、重厚長大にならず余計な機能が付加されてない、というだけなのかもしれないけど。
気になった点少し嫌だったのが、「ソース」で直接編集したあとに、リッチエディタライクの「編集モード」タブに切り替えて、再度「ソース」に戻ると、HTMLのソースコードに余計な改行が入れられたりする点。まあ「編集モード」タブを使わなければいいだけなのでたいした問題ではない。
ということで、このエントリーは、Windows Live Writerを使って書いてみました。これはしばらく使い続ける気がする。
追記