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中国でのTwitter規制など [Web]

イスラム圏の政情不安定な国では、ネットやTwitterが規制されるというニュースが流れてますが、既に使われているものを強引に規制する様は、崩壊感が漂っていて何ともいえないですね。。

ところで中国でもTwitterが規制されて使えないというのはよく聞く話ですが、実際に中国へ行ってみたら、Twitter以外にも現地でアクセスが制限されているサービスがけっこうありました。気づいたところでいうと以下。

  • Twitter
  • Facebook
  • Flickr
  • Foursquare
  • Picasa
  • Dropbox

当然これ以外にもまだあると思いますが(というかあったのですが忘れました)、主にアメリカのワールドワイドで利用者を集めるソーシャル系のサービスはたいがい規制を受けているようです。日本では規模の大きいmixiやGree、Amebaなどには問題なくアクセスできましたが、いずれもドメスティックなものなので、今や規制するまでも無いという感じでしょうか。。(以前は日本のサイトの規制もよく聞いたのですが...)

これらの規制に関しては、言論のコントロールということが目的としてよく言われていますが、中国に限ってはこれだけのサービスが使えないとなると、手厚い産業の保護政策になっているようにも見えます。利用者にとっては選択肢が奪われる(というか選択肢を知ることすら能わない)不幸な制限ですが、中国国内でサービスを提供する側にとっては、名だたる競合が入ってこれない非常にナイスな政策かもしれません。

ただ気になるのが、GoogleもGmailやMapは大丈夫なのですが、picasaやそれ以外のサービスでは使えるものとそうでないものがあったり、オンラインストレージのDropboxがダメだったりと、イマイチ基準が明確でない点です。恣意的に運用されてることはないと思いますが、基準が見えないところに恐ろしさを感じます。。

まあこれらのサービスは、実際のところAPIを開放するなどアクセスが多様化してたりするので、どうしても使いたければ、どうにかはなったりはします(mixiボイス経由でTwitterに投稿したりとか)。とはいえ相当な不便には変わりないので、Google依存やクラウドづいてる人は、(香港などは例外として)中国に行く際は要注意です。。


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