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これ見ました:コクリコ坂から [映画]

あまり期待せずなかば惰性で観に行ったのですが、予想を裏切られて良かったです。。公式サイト>>

↓原作

原作が少女漫画(1980年に「なかよし」に連載)なのですが、自分のような人間(三十代・疲れ気味の男性)でも普通に楽しめました。原作では恋愛中心ですが、映画では原作の設定やストーリー、出来事をベースにしながらも、家族や学校生活に新たな物語軸や要素が盛り込まれていて、ラブストーリーだけではないメッセージ性のある青春ドラマとして、間口と奥行きが広げられてます。

個人的には、ここ15年ぐらいのジブリ作品の中でいちばん良かった気がします。ジブリ作品はここのところ、物語がキレイに収束しないモヤモヤというか残尿感を覚えるような作品ばかりで、イマイチ締まりがないなあと思っていたのですが、本作はその点、キチンと落としてくれて後味もスッキリです。ファンタジーや奇抜な展開こそありませんが、ちょっとこそばゆくて感動的な、ジブリらしい素敵な作品だと思います。


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