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Amazon Cloud Player(Cloud Drive) を使ってみた [音楽]

Amazon.com(米)が発表したクラウド型の音楽サービス「Amazon Cloud Player」を試してみました。というか、いつものように米AmazonでMP3を買ったら、そのままCloud Playerを使うようオススメされただけですが…

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「Amazon Cloud Player」とは、オンラインストレージである「Amazon Cloud Drive」と連携しているWebアプリのようで、Cloud Driveに保存した音楽ファイルをブラウザ上から管理・再生する機能を備えてます。

Amazon MP3 Storeで楽曲を購入すると、決済の完了画面で購入したMP3をそのままCloud Driveへ保存するよう推奨されます(保存しないことも任意で選択可能です)。

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Cloud Driveへの保存を選択すると、Cloud Playerの画面に遷移し、先ほど購入した楽曲がライブラリに格納され、ストリーミングでの再生、またはMP3をダウンロードできる状態で表示されます。MP3 Storeとシームレスに連携しているので、MP3 Storeの利用者であれば自然とCloud Playerも利用するようになりそうです。

Amazonでは先日もAndroidアプリの独自ストアをローンチしてましたが、デジタルアイテムの購入とストレージ、再生アプリから、Kindleや新しい独自デバイス(噂)まで、クライアントとサーバ、入り口と出口の両面から、パズルのピースを埋めるように着々と囲い込みを行っており、Cloud Playerもその一環かと思われます。現段階のCloud Playerではまだ、ネットで再生できるようになったというところで(ライセンス的にはそれが大きな敷居なのかと思いますが)、実利用面ではまだこれからという印象ですが。。

ちなみに、Cloud Playerでのストリーミング再生とMP3のダウンロードは、現時点では米国内のプロキシを経由しなくても行えるようです。これまでMP3 Storeでは、海外からのダウンロードは制限されていたはずなのですが、Cloud Playerでは事実上、これが撤廃されているように見えます(汗)


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これ行きました:salyu × salyu tour s(o)un(d)beams [音楽]

Salyuという歌手のコンサートで中野サンプラザへ。GW前にレコード屋でたまたま新譜を試聴したらカッコ良くて、ついついCDを買って、その勢いでライブまで行ってしまいました。。

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Salyuは今から10年前の岩井俊二監督の映画「リリィ・シュシュシュのすべて」で、劇中アーティストLily Chou-Chou名義で起用された時に知り、映画が好きだったので当時アルバムも結構聴いてたのですが、それ以降はややご無沙汰だったので久々。

CDはよくみたらコーネリアスのプロデュースとあって、曲調的にもなるほど合点という感じだったのですが、ライブでもアルバム曲を再現するパフォーマンスは、期待していた通りでカッコ良かったです。Salyu含む聖歌隊風のコーラス4人を中心にしたバンド編成で、舞台もシンプルながらも照明や影の使い方が素敵でいい感じでした。

個人的には、Salyu本人のソロで、4小節ループさせたトラックの上に、自分の声でリアルタイム録音を繰り返し重ねていって、最後にはポリリズム風なトラックが作り上げられていく曲(パフォーマンス)に魅入られました。それ以外にも、コーラスなどの演出やPAまで、シンプルな中に入念な作り込みがみられたように思うステージでした。

後半はクラブっぽい感じにもなり、(周辺のお客さんの反応は微妙だったように思えたものの)自分は聴いていてすごく楽しかったです。いかんせん最後列に近い席で、視覚的な演出については様子が分からない部分が多かったのが悔しい(涙)

ちなみにコンサート前に時間があったので、10年ぶりぐらいに中野ブロードウェイに立ち寄ったのですが、さすが聖地は健在で、時間を忘れて見て回りました。相変わらず宝箱みたいな街です。。


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これ行きました:上原ひろみ×熊谷和徳@BlueNote [音楽]

ピアノ(上原ひろみ)とタップダンス(熊谷和徳)のデュオという、少し異色のコンサート。

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ピアノとタップというあまり聞き慣れない編成ですが、この人の縦横無尽でパワフルなピアノには、タップの共演はすごくあっている気がします。同じ二人のコンサートを3年ほど前にも聞きに行ったことがあるのですが、そのときの感動が忘れられず再訪。言わずもがな今回も素晴らしいステージで、1時間半ほどの演奏があっという間でした。

以前見たステージでは、張り詰めた空気とぶつかり合うような激しい演奏で、緊迫感が強かったように記憶しているのですが、今回はいい意味で力が抜けて、楽しい大人の掛け合いになっていたように思えます。どちらかというと前者の方が好みなのですが、今回は震災を受けての急遽決まった企画らしいので、そのせいもあるのかもしれません。

ところでBlueNoteの場合、ボックス席だとステージから少し遠くなるのでアリーナ席の方がいいのですが、今回アリーナ席のネット予約は数分出遅れただけで瞬殺されており、ぜんぜん取れませんでした。上原さんの人気ぶりをみると、もう次は行ける気がしないですね。。


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これ買いました:Hauschka「Salon Des Amateurs」 [音楽]

プリペアードピアノによる作品を出し続けているHauschkaの新譜。

引き続きプリペアードピアノなのですが、これまでの緩やかな作品と比べてリズミカルです。テクノっぽい音の使い方で、ミニマルなダンスミュージック風ですが、ちゃんとプリペアードピアノでHauschkaの雰囲気で、聴いていて心地よい感じです。

今度はピアノに何を挟んでどんな演奏をしているのか、個人的にはまたライブが見たいと思うような仕上がりでした。


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これ買いました:渡邊琢磨「PIANO SOLO@YCC 2011,2,26」(mp4) [音楽]

先日行ってすごく良かった渡邊琢磨さんのコンサートが、なんと一曲分だけ映像でダウンロード販売されているのを発見。

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非常に嬉しくて速攻購入したのですが、撮影と録音のクオリティがあまり良くない、というか悪くてちょっと泣けました。。(もともとは販売することを想定してなかったのかも)

記憶の中では変態的にカッコいい演奏だったのですが、映像では構図やフレーミングが良くないとただの変態ぽい人にしか見えなくて、実際はどうだったのか自分の記憶に自信が無くなってきました…。臨場感が伝わらないもどかしさのある悔しい仕上がりなのですが、配信されないよりはしていただいた方が100倍嬉しいので感謝ではあります。

ということで、さっそくiTunesでmp3に抽出変換してみましたが、音だけの方がいいですね。。


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これ行きました:渋谷慶一郎・渡邊琢磨 "perilous fingertips" [音楽]

コンサート「渋谷慶一郎・渡邊琢磨 "perilous fingertips"」(@YCCヨコハマ創造都市センター)へ行ってきました。

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ライブで渋谷慶一郎さんの演奏を聴くのは2度目。渡邊琢磨さんは初めてだったのですが、渡邊さんの「COMBO PIANO」名義のCDはおそらく全部聴いてるほどに好きなので、自分にとってはナイスな組み合わせのコンサートです。しかも小さな洋館のようなホールで、少人数でこぢんまりピアノを囲んで、それぞれの独奏をノンPAで鑑賞できるというなかなか贅沢な内容でした。

今回、二本立てといっても、前半の渋谷さん演奏終了後に席を立ってしまう人がちらほら。渋谷さんの演奏も例のごとく心地よいものだったのでまあそれも分かる気がするのですが、今回は渡邊さんの演奏がスゴかったです。面食らいました。

渡邊さんの演奏はブルースなのかジャズなのか混沌としたもので、おそらく全曲、即興だと思うのですが、当初は挙動がやや酔っ払っている風な様子だった上に(汗。デフォルトでそういう方なんでしょうか…?)、どこか音や展開を探しながら弾いているようで、これは大丈夫なんだろうか…?という印象。しかし、終盤に近づくにつれてノリ始めると、まさに全身を使って音階の上から下まで縦横無尽に扱い、神経質そうに繊細だったかと思えば、鍵盤を激しくグリグリしたり叩いたり声を上げたりと、ほとばしるものがあり超圧巻でした。それなのに曲自体はすごく素敵で引きずり込まれ…、終わった瞬間は観客が一瞬、呆然としていたように見えました(たぶん)。

随分昔に観たのでもう良く覚えていないのですが、ラフマニノフが主人公の映画を思い出す感じ。もう一度観たい。


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これ買いました:Elodie Lauten「Piano Works Revisited」 [音楽]

Elodie Lautenというアーティストの1983年発売のアルバムの再発。

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知らないアーティストでしたが、タワレコで試聴して即購入しました。ミニマルなピアノに電子音や変調が重ねられた現代音楽風。iTunesでも聴けるようです。

まったく明るい音楽ではないですが、美しくて好きです。そしてどこか80年代のアヴァンギャルドを感じます。カッコいい。


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これ買いました:タルカス [音楽]

EL&Pの「タルカス」を、吉松隆さんが編曲し、オーケストラで演奏したというコンサートの録音。

新宿のタワーレコードで購入。店頭でやっぱりとにかくジャケットが目をひきます。クラシックのフロアなのにEL&P?と思って手に取ってみたら、EL&Pのオリジナル版「タルカス」をそのまま模したジャケットで、アルマジロ戦車みたいなアレは、フィギュアを撮影した実写版でした。。

演奏はEL&P版をけっこう忠実にオーケストラで再現しているのですが、オーケストラならではの音圧と音の広がりがあって、しょっぱなから迫力に圧倒されます。曲のもつ鬼気迫る感じ、オルガンの強烈な旋律もオリジナルに負けず、オーケストラ版もすばらしいです。CDを見つけた瞬間は、失礼にもオーケストラで演奏されたダサいロック、というよくある残念な感じを想像してしまったのですが、見事に裏切られました。

EL&Pのようなプログレはロックですが、自分的にはバルトークを聞くような感じで聞いている部分もあったので違和感無いですね。けっこうお気に入りです。

それにしても、吉松隆さんの作品は、高校生の頃に幾つか勧められて聴いたものの、当時は小難しい現代音楽熱に罹ってたのでつまんねーやと敬遠してしまってました。が、いま聴いてみると、なかなか素敵な作品が多いです。。

▼EL&P版「タルカス」

▼吉松隆:プレイアデス舞曲集

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これ買いました:Underworld「Barking」 [音楽]

Underworldのアルバムが出たようなので、なにはともあれ購入。

まだ全部聴き終わってないが、今回は歌モノが多いみたいだ。とはいえUnderworldノリは健在で、やっぱりかっこいい。癒される。

ちなみに今回もAmazon MP3で買った。ファイルは256kbps固定ビットレートだけど、音質面は特に不満ない。価格はアルバム一括で$6.99。日本円だと600円弱ということで、なかなかナイスな仕様だと思う。

Amazon MP3で買う方法は、こちら→ Amazon.com のMP3 Downloadを使うメモ。


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これ買いました:RADIQ.septet「HEAVY RADIQ」 [音楽]

RADIQの新しいアルバムが出てたので購入。

前作からの路線と変わりません。でもさらに良くなってました。TOWER RECORDS ONLINEのレビュー記事には、〝70年代のエレクリック・マイルスを彷彿とさせる〟とありますが、本当にソッチ系+αな感じで心地良いです。音響的に処理されている部分もあり、生でナニをドコまでやってるのかよくわかりませんが、ライブで聴いてみたいと思いました。

このアルバムが出ていたことは前出のTOWER RECORDSのレビューで知ったので、本当はそのままTOWER RECORDSで購入するのが義理のように感じるのですが(汗)、安い上にすぐ聴けるダウンロード販売と比べてしまうとなかなか買う気にはなれず、結局のところ米Amazon.comのMP3 Storeからダウンロードしました。およそ3倍の価格差があると…薄情者ですみません。。


TOWER RECORDSは店舗もWebも音楽情報を知るためには非常に助かる、というか好きなのですが、買う場にはならなくなりつつあるという構造の変化に、本当に切なさを覚えます。


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