今年のアカデミー賞作品賞を受賞した「英国王のスピーチ」を観てきました。

第二次世界大戦直前の英国、ヒトラーの迫る影にだんだんと緊張が張り詰めてゆく王室が舞台。のちのイギリス王ジョージ6世が、王族としての責務と自身の吃音との間に悩み苦しみ、そして克服してゆくまでを描いたお話。史実がベースとのこと。

今年のアカデミー賞の作品賞を受賞し、評価も非常に高かったので観てきました。吃音による度重なるスピーチの失敗や王としての重責など、苦しみ積もる中で吃音を克服するためのトレーニングを重ね、最後のさいごにバッチリ決める、感動とカタルシスのストーリーで、エンターテイメントとして素直に面白かったです。

という感じで、ソツ無く楽しめ見所もいろいろあった作品でしたが、個人的にはそれ以上に心に残るほどでは無かったかなぁという感じでもありました。以上。