Chrome OS (not Chromium OS) 試してみました [Web]
Chromebook に搭載されている Chrome OS を、VMware で試せる方法があるようなのでヤッてみました。オープンソース版のChromium OS ではなく、Chromebook に搭載されているPure Google版(?)です。※Chrome OS とはGoogleが開発しているブラウザベースのOSです→公式
やり方はこちらのページに。どうやらダミーマシンから本物を召喚して、オーバーライトするようです。。(汗)
- 1.Chromium OS を VMware で起動してデベロッパーモードに入る
- ・元ページにある VMware のイメージをDLして解凍&起動
・CTRL+ALT+Space を押してから、Spaceだけ離してF2キー
・コンソール画面でID/PW chronos/chronos でログイン
・sudo touch /mnt/stateful_partition/.developer_mode
でdevモード(PWは chronos) - 2.GoogleのサーバからChrome OS のシステムイメージをダウンロード
- ・コンソールで
wget http://goo.gl/4suhf; sudo bash 4suhf
・Chromebook 一覧からマシンを選んでEnterするとDL開始
・自分は 2.Samsung Chromebook Series 5 550 でやってみました - 3.そのイメージでリカバリ
- ・ダウンロード完了後、VMware からシャットダウン
・vmxファイルを編集してディスプレイを1024x768 に指定
・普通に起動
手順は若干、怪しい感じですが、MacBook Air 上で一応、動きました。とはいえ、解像度が1024x768 だったりトラックパッドの動きが鈍かったりと、あまり実用的ではない感じです。まあ、Series 5 550 用のイメージを違うマシンでブートしているので、マトモに動かなくても不思議はありません。 やはり本物を体感するにはChromebookを買わないとダメそうです。。
…という感じで今回は時間の浪費で終わりましたが(涙)、Chrome OSやFirefox OSなどブラウザベースのプラットフォームがこれからいろいろ来そうな気配なのでそれ自体は楽しみです。
So-netブログの記事をFacebookでシェアする際、画像を指定できるようにする方法 [Web]
So-netブログの記事をFacebook でシェアしようとすると、Facebookのタイムライン上に表示される画像として、ブログのプロフィールアイコンが強制的に指定されてしまいます。他のサイトやブログでは、写真を選べる場合があるのですが、So-netブログでは選ぶことができません。
これはSo-netブログが、SNS各社がWebデータの共有をよりスマートに行うために策定・提唱した「OGP(The Open Graph protocol)」というルールを採用していることに起因します。OGPにより、記事内容(タイトルや本文要約、画像情報など)の正確な伝達が可能になるというメリットがあるですが、その際に記事の画像データとして、プロフィールアイコンを指定してしまっているのが原因です。なのでSo-netブログが必ずしもFbに対応してないとかそういう訳ではないのですが、もう一歩配慮が足りてないというか若干残念かもしれない、という感じでしょうか。。
なのでこのOGPタグの挿入を“無効”にしてあげれば、画像を選べるようになります。無効にする方法は以下です。
■OGPタグを無効にする方法
- 1.管理画面にログインして、[デザイン] - [テンプレート管理] からHTML編集へ
- 2.「HTMLの追加」またはテンプレートの「編集」をクリックして編集画面へ
- 3.以下の3行を削除して保存
※クリックで拡大
■選べるようになりました!
- こういう感じで、新規投稿記事から対応になります。
画像が選べると確かにモチベーションがあがります。。
■注意!
上記によりOGPが無効になりますので、これまでOGPで指定した記事要約などのOGP情報が、Facebookに伝わらなくなります。画像を選べる代わりに、タイムライン上に表示される要約情報などが削られたりイマイチになったりする可能性がありますので、どちらが良いかはブロガー個人の決断になります。
まあユーザがこんなことをしなくても、So-netブログ側で記事中に何らか画像を使っていればそれをOGPのimageとして指定し、画像がなければプロフィールアイコンを指定する、という柔軟な対応をしていただくのが一番望ましいところです。。
CSS Filters てすと [Web]
Chrome がCSS Filters に対応して、画像にフィルタを掛けられるようになるとか。 攻めますね...(以下Chromeのみ)
Accelerated CSS Filters Landed in Chromium
オリジナル
セピア
グレイスケール & ブラー
彩度
こういうのってちょっと使うのは目新しくて楽しいですが、実際のところCSSでやる必要性がどれだけあるのだろうか。。
Android 4.0 ICSのブラウザと、Webサイトのスマートフォン対応について雑感 [Web]
Galaxy Nexusを使っていて気付いたのですが、Android 4.0(ICS)の標準ブラウザでは、Request desktop site という機能があって結構便利なので良く使っています。
文字通り、desktop site を Request する機能なのですが、Webサイトがスマートフォン向けに最適化させた表示を行なっている場合、この機能をONにすると、通常のデスクトップ版(PC向けサイト)を呼び出せます。
どういう仕組みなのかちょっと確認してみたところ、WebブラウザのUAを変えて再リクエストしているようでした。
標準ブラウザ ノーマル状態のUA
Mozilla/5.0 (Linux; U; Android 4.0.4; en-us; Galaxy Nexus Build/IMM76D) AppleWebKit/534.30 (KHTML, like Gecko) Version/4.0 Mobile Safari/534.30
Request desktop site を使用
Mozilla/5.0 (X11; Linux x86_64) AppleWebKit/534.24 (KHTML, like Gecko) Chrome/11.0.696.34 Safari/534.24
(んん、Galaxy Nexus はARM系だと思うけど、X86って...?)
これがUAだけに及ぶものなのかどうかは確認していませんが、↓パソコン版のChromeとほぼ同様な記述に変更されるので、少なくともサイト側でUAを基に判定を行っている場合は、UAからデバイスの識別ができなくなりそうです。
(参考)パソコン版 Chrome のUA(Windows XP)
Mozilla/5.0 (Windows NT 5.1) AppleWebKit/536.5 (KHTML, like Gecko) Chrome/19.0.1084.15 Safari/536.5
あともう一点、確認したのですが、この機能は Media Typeの拡張であるCSS Media Queries で最適化を行っているサイトには機能しないようです。
Media Queries はディスプレイサイズなどの特性をもとに、CSSを切り替えることでマルチデバイスへの最適化を図る機能のようなので、(すなわちスマートフォン対応(のみ)を意図したものではないと思われるので)、Request desktop site の挙動としてはたぶん自然です。
ということで、わざわざスマートフォン向けに作ってあるものを簡単に解除してしまう機能が、Androidのスマートフォンやタブレットの標準ブラウザに搭載されてしまうことになります。便利ですがちょっといやらしいです。。
少し飛躍するのですが、こういう機能を見ていると、PCサイトのスマートフォン対応みたいなシーンでは、そろそろMedia Queries を使うような作り方(ひとつのソースで済ます)に変えてもいいタイミングなのかもしれないとも思えました。各階層で環境も揃いつつあります。
- 回線の変化(3G→LTE)
- 端末の性能(シングルコア→ マルチ/ヘテロマルチ+GPU)
- PCとのレンダリングエンジン共通化(Webkit)
- PCとのマークアップ共通化(HTML5、CSS3、Js)
スマートフォンの専用サイトも、最適化されたUIという意味ではそれなりに便利な時もあるのですが、例えばモバイル版の別URLにリダイレクトさせるようなやり方は、やはり自然ではないというか便宜的です。
…とか考えながら、自社や担当サービスをちょっと見返してみたのですが、Media Queries で調整を入れれば済むような規模でも雰囲気でもないので(メディアの場合はプラス広告事情が絡んできたり...)、結局のところレンダリングエンジンの発展に任せる(=サイト側は放置)が一番いいんじゃないかという気もしたり。。
ChromeでUser-Agentを変更する(2011.12) [Web]
ChromeでUser-Agentを変更する場合、起動オプションをつけるという方法で行なっていましたが、Chrome標準のデベロッパーツールから変更ができるようになったみたいです(自分の環境はDev17)。
[F12] でDev Toolを起動 > ウィンドウ 右下の歯車(Setting)アイコンをクリック > [Override User Agent]をチェックしてUAを選択
主要UAはプリセットされてますし、自分で追加もできます。ばっちり。
「Chrome User-Agent 変更」のキーワードで、この記事 http://miyamomonikkie.blog.so-net.ne.jp/2010-02-12-2へのアクセスが多いので、念のため記しました。
Music Beta by Google を試してみました [Web]
先のGoogle I/Oで発表されたGoogleの新サービス。自分の持っている音楽ファイルをアップロードすると、PCのブラウザやAndroid携帯でどこからでも、ライブラリにアクセスしてストリーミングで再生できるようになります。現時点では日本未公開ですが、運良くアカウントが取得できたので触ってみました。>> Music Beta by Google
Music Beta by Googleについては、詳しい記事がこちらにあります。自分の場合、詳しく計ってませんが2日以上かけて、16,000曲弱(ローカル容量で約150GB)をアップロードしました(20,000曲まで登録が可能)。アップロード後のフォーマットやビットレートがどんなものなのかは不明ですが、Amazon の Cloud Player が上限20GBまでの制限(それ以上は有料)でどうにも使いようがないと思っていたところだったので、Googleの無料で最大2万曲までというのは 分かりやすくて太っ腹な仕様という気がします。
ざっと使ってみたところ、Webは普通に使いやすいです。さすがに曲数やアルバム数が多いせいで、一覧表示するとなかなかのもっさり感がありますが、プレイヤーとしては十分。ただ、自分の場合はiPod Classic 160GBを持っていて、音楽は全部ソコに入れて持ち歩いているので、このWebサイトを利用するシーンはあまりないかな…という気がします。小さめのシリコンオーディオや携帯で音楽を聴いているようであれば、有用かもしれませんが。
Android向けにアプリも出ているようなのですが、この手のものは携帯をはじめ各種デバイスから音楽ライブラリに直接、アクセスするような利用方法の方が、やはり利用シーンが想像しやすいというか本命という感じがします。ということで、日本でもいつか使えるようになるといいのですが。。
中国でのTwitter規制など [Web]
イスラム圏の政情不安定な国では、ネットやTwitterが規制されるというニュースが流れてますが、既に使われているものを強引に規制する様は、崩壊感が漂っていて何ともいえないですね。。
ところで中国でもTwitterが規制されて使えないというのはよく聞く話ですが、実際に中国へ行ってみたら、Twitter以外にも現地でアクセスが制限されているサービスがけっこうありました。気づいたところでいうと以下。
- Flickr
- Foursquare
- Picasa
- Dropbox
当然これ以外にもまだあると思いますが(というかあったのですが忘れました)、主にアメリカのワールドワイドで利用者を集めるソーシャル系のサービスはたいがい規制を受けているようです。日本では規模の大きいmixiやGree、Amebaなどには問題なくアクセスできましたが、いずれもドメスティックなものなので、今や規制するまでも無いという感じでしょうか。。(以前は日本のサイトの規制もよく聞いたのですが...)
これらの規制に関しては、言論のコントロールということが目的としてよく言われていますが、中国に限ってはこれだけのサービスが使えないとなると、手厚い産業の保護政策になっているようにも見えます。利用者にとっては選択肢が奪われる(というか選択肢を知ることすら能わない)不幸な制限ですが、中国国内でサービスを提供する側にとっては、名だたる競合が入ってこれない非常にナイスな政策かもしれません。
ただ気になるのが、GoogleもGmailやMapは大丈夫なのですが、picasaやそれ以外のサービスでは使えるものとそうでないものがあったり、オンラインストレージのDropboxがダメだったりと、イマイチ基準が明確でない点です。恣意的に運用されてることはないと思いますが、基準が見えないところに恐ろしさを感じます。。
まあこれらのサービスは、実際のところAPIを開放するなどアクセスが多様化してたりするので、どうしても使いたければ、どうにかはなったりはします(mixiボイス経由でTwitterに投稿したりとか)。とはいえ相当な不便には変わりないので、Google依存やクラウドづいてる人は、(香港などは例外として)中国に行く際は要注意です。。
ツイートするボタン [Web]
とりあえずツイートするボタンをおきたい、HTML編集とか言われても困る、とにかくおきたい、という話をふられた。もう少しだけ待ってください、って言ってもどうやらダメらしいので、調べて教えてあげた。
ブログで記事を書いたら文末に、そのままこれを、ペトっとペーストするだけでOKです。
<a href="http://twitter.com/share" class="twitter-share-button" data-count="none" data-lang="ja">Tweet</a><script type="text/javascript" src="http://platform.twitter.com/widgets.js"></script>
出所はこちらです。
↓こういう感じになります。
TweetTinyMCEを置いてみる [Web]
TinyMCEを置いてみるてすと。
TinyMCEとはLGPLで配布されているJavascript WYSIWYGエディタ。FacebookやWordPressを始め著名なサービスで採用されているらしい。今日その存在を知った。
上の設置例のように、置くだけだったら簡単な記述ですぐに、イケてるリッチなエディタが簡単における。CMSに組み込んで使おうと思うと、それなりに大変なんだろうけど、それにしても置くだけだったら本当に簡単だ。いやはやこれがフリーですか。。