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鼻づまりでレーザー治療を受けてきた [Etc]

鼻の中の粘膜をレーザーで焼く、「下鼻甲介粘膜焼灼術(かびこうかいねんまくしょうしゃくじゅつ)」という手術を受けてきました。

小学生の頃から、鼻炎による慢性的な鼻づまりを抱えていたのですが、鼻の内側の粘膜の腫れが鼻づまりの一因になっていたことがわかったので、粘膜をレーザーで焼いて収縮させ、鼻腔の幅を拡げて空気の通りを良くするという手術を受けました。今のところ、これまで経験したことがないほど、鼻の通りが良くなりました。

ネットで検索してみると、同様な症状で手術を受けている人がけっこういて術前の参考になったので、自分も以下をメモ。

経緯と症状、診断について

当初は鼻づまりとはまったくの別件でMRIをとったのが発端なのですが、当初想定していなかった顔面側に、なにやら〝影〟が映っていることがわかりました。

続けてCTをとったり、血液検査などを行った結果、〝影〟についてはポリープであることがわかり、鼻づまりと関連して以下のことがわかりました。

  • 鼻中隔(鼻の骨?)が湾曲しており、片一方の鼻腔を圧迫している
  • 鼻炎のせいで鼻の粘膜が膨張しており、さらに鼻腔を狭くしている
  • スギやらヒノキやら、冬以外は年中アレルギー性鼻炎を発している

→上記の影響を受けて、鼻腔の奥(上顎洞)にポリープができている

ポリープはCTをみると結構な大きさに見えたのですが、上顎洞(空間)に収まってる現状レベルである限りは支障は無いとのことでした。ただ、鼻炎を発症させたまま放置すると、さらに膨張して手術が必要になる恐れがあるとのことで、取り急ぎはポリープ抑止のケアが必要という診断結果を言い渡されました。

治療方法について

ハード(骨)とソフト(粘膜・アレルギー)、それに運用(鼻炎を放置)の複合的課題という感じですが、まずは以下を行うことになりました。

  • アレルギーは根本治療できないので運用(鼻炎対策)で対処 → 薬を処方:エバステル、ナゾネックス
  • 腫れた粘膜はレーザーで焼いて治療 → 手術:下甲介粘膜焼灼術
  • 鼻の湾曲は粘膜の改善を待って、それでも気になるなら検討

ポリープに関して言えばアレルギー対策を行えば大丈夫とのことだったのですが、粘膜の治療については、「慢性的な鼻づまりが改善する可能性がある」「たいした痛みも無く外来ですぐ終わる」と言われたので試してみることにしました。

手術について(下甲介粘膜焼灼術)

Step1.麻酔
手術よりも麻酔が一番、痛かったです。注射や噴霧式などを想像していたのですがそうではなく、液体の塗られたガーゼのようなものを鼻に突っ込まれました。容赦なくガンガン押し込まれ、これでもかと奥まで詰め込まれるのが痛くて涙が出ました。

Step2.レーザーで焼く
麻酔が効いて何も感じなくなったころ(15分くらい?)、ゴーグルをかけられて、鼻に筒のようなものを入れられて焼きに入りました。麻酔のおかげで、術中は痛みは感じません。

ただ時折、毛の焼ける臭い(鼻毛?)、そして〝ジュッ〟と何かが消失している感覚、そして肉の焼ける臭いが、はっきり知覚できました。自分の身体からもこんな臭いがするのか...と妙な感慨に浸ってて時間を忘れましたが、所要時間はそれほど長くはなかったと思います。

Step3.お会計
診療料と手術費用(両鼻)の合計で約1,800点。三割負担分で5,600円ほどでした。これはあくまでも手術代で、それ以前にCTやら血液検査やらの、検査や診療にこの数倍かかっています。

術後の経過について

手術当日
麻酔が切れた数時間後から、痛みや違和感を感じました。とはいえ耐えられない程のものではなく、軽くジンジン感じる程度です。午前に手術を受けて、午後から出社したのですが、鼻はほぼ閉塞状態で、会社では会話に難がありました。

翌日〜2・3日
痛みや違和感はだいぶ無くなりましたが、閉塞状態と鼻水が続きました。鼻をかむと、たまに血の混じった鼻水が出ました。

1週間経過
鼻づまりは続きましたが、閉塞状態がやや緩和されました。朝などに勢いよく鼻をかむと、特大サイズの異様な物体(全長2cm以上)が鼻から飛び出してきて驚きました。おそらく、かさぶた&膿みたいな感じだと思うのですが、かなりグロテスクでした。1週間後に病院で予後の確認と鼻の掃除をしてもらいました。

2週間経過
鼻水が続きました。鼻の通りは、だいぶ良くなったのが実感できるようになりました。血の混じった鼻水とグロテスクな物体(かさぶた)は、1回/2日ぐらいの間隔で捕獲できました。

現在(3週間弱経過)
薬の効果もあってか鼻水が随分と少なくなり、鼻づまりがほぼなくなりました。空気の通りは快適です。グロテスクな物体(かさぶた)はたまに出てきますが、サイズがだいぶ小さくなりました。

治療を受けてみて

上記のような経過で、鼻の空気の通りが確実に良くなって、かつてないほどスースーしていい感じです。同様な症状を抱えた人は、検査をおすすめしたい気分です。

ただし、お医者曰く、あくまでも焼いて収縮させただけなので、粘膜の状態は半年〜1年くらいで再び腫れてしまう可能性があり、永続するものではないという注意を受けました。この手間を毎年繰り返すことを思うと、再度受けるかどうかは今のところ微妙な判断です。

また自分の場合、鼻腔の空気の通りは確実に良くなったのですが、一方で喉の奥に何かが詰まって、頻繁に咳払いをしたくなるような現象/感覚が払拭されなかったので、どうも道半ばという感じが拭えていないのもあります。鼻の歪曲の影響かまたは長年の鼻づまりによる影響なのか、これはこれで別な原因があるのかも。。


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きょうのできごと [Etc]

DSC_1043.jpg

出来事1:
取引先に、「緊急性が高いので優先度高めでお願いします」と依頼(というか相談)をした案件。だいたい一週間ぐらいかなと考えていたら、1時間後に完了の連絡が来た。

出来事2:
同僚に「下地を整えておいてください」とデータ整理と集計の依頼をした案件。今週中には、とお願いしていた内容が、1日で上がってきた。

出来事3:
会社の廊下で、ビルの清掃スタッフのおばちゃんが同僚に語ってたのを耳に挟んだ。「掃除なんて、時間をかければ誰だってキレイにできるのよ。でもそれじゃあ仕事じゃないのよ」

うーん、なんか痛かった。


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まわるたこやき(変ガジェット) [Etc]


すごいものをもらってしまった。。「踊る!たこ焼き器」

〝自動で簡単〟みたいなコピーがついていたので、たこ焼きが自動で生産されるのかと期待してたけど、動画のようにきれいに回るようになるまでにはそれなりに手がかかるため、実際に軽減される調理作業は、通常の1/10程度な気がしないでもない。

要はまあ、ノリを楽しむ器具ということで。。


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鉄橋が撤去された [Etc]

事前には10分間の通行止がアナウンスされていたが、実際は通行止してからものの数分で、撤去が完了した。

一体どうやって撤去するのかワクワクしていたのだけど、あらかた以下のような感じ。

  • あらかじめ片側車線を通行止し、鉄橋を支えている鉄柱等を切断しておく
  • − 完全通行止め開始 −
  • 鉄橋と柱の付け根を最終的に切断
  • クレーンで一旦、通行止めしてある片側車線に鉄橋を移動
  • − 完全通行止め解除 −
  • 片側車線で鉄橋の解体を行う

その後の解体も、手際がよかったので見ていて面白かった。手順書とか完璧なんだろうな。


以下は、鉄柱と歩道部分を切断してから、クレーンで撤去するところ。


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ぬこさま in 台北 [Etc]

台北で出会ったぬこさま+αたち。

淡水編

淡水はMTR淡水線の北端にある街。海岸沿いの観光地。人通りの多い路地を離れて散策してたら遭遇。


呼んでも叫んでも、反応する気配がない。こちらにまったく興味を示さない。


スマートな出で立ちといい、ツンとした感じといい、カッコいい方が多い。




九份 編

九份は台北の北東にある、山あいの街。かつては金の採掘場として栄えたらしい。町並みが「千と千尋の神隠し」のモデルになったとか言われてるけど、すっかり観光地化してやや微妙。ぬこさま多し。

見た目はお世辞にもかわいいとは言い難い。素振りも見た目通りな感じ。


崖の上で結構怖いんだけど、眺めの良いところがお好みらしい。


九份金鉱博物館の入り口でご休息中。邪魔をしたら悪いかなと思ったが…


近寄っても無視だった。


九份の街路にて。かなりの見返り美人。


こっちは振り返ってくれなかった。よそ者なせいか、反応してくれない方々が多い。




士林夜市 編

台北市から少し北上したところにある夜市。屋台で食べてると、ふらっと様子を見に来るぬこさまが何匹かいた。

たそがれ。


屋台のオヤジに抱きかかえられて…追い出されるのかと思ったら、食事のある席まで運んでもらってた。さすが。


ミミと呼ばれてた。けっこうキレイ。




円山 編

圓山大飯店(ホテル)の裏山。ライトなハイキングができて、山を登ると眺望がすばらしい。リスがいる。

山を登っていたら、かわいいチビ犬に激しく吠えたれられました。。



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これ行きました:浅間山 [Etc]

浅間山は長野県と群馬県の県境に位置する活火山で、日本の百名山のひとつ。この春に登山規制が緩和されたので、火口にほど近い前掛山まで行ってきた。ちなみに登るのは3度目だけど、前掛山まで行ったのは初めて。

これまで関東近隣の山には幾つか登ってきたけど、自分の経験の範囲で思う浅間山の魅力は、“疲労対効果”がとても高い点だと思う。

ドコまで行っても似たような森林風景に、飽きてしまう山はけっこう多いが、浅間山はまずそういうことが無い。標高2,500m超で、登るのもそれなりに大変なのだけど、高山かつ活火山という環境もあってか、かかる苦労以上に、立ち現れる風景がバリエーションに富んでいる。次から次へと、めまぐるしく景色が変わるのでとても面白く、非常に登りがいがあるなぁと思える山。

そんな景色の移り変わりを、大きく4段階に分けると以下のような感じ。

1.森林地帯
ふもとにある浅間山荘からスタートし、途中で火山館という山小屋を経由する「火山館コース」。深い緑に囲まれた登山道が続く道のり。


木洩れ日と鳥のさえずりで、なんとも心地よい森林…などと都会に慣れてしまった今でこそ思うが、長野に住んでいた頃はなんの変哲もない日常風景。

ゼンマイの道。

スミレかな。

足場はそれほど悪くない。黒斑山を経由する「黒斑コース」より、こちらの方が楽な気がする。

2.亜高山帯
だいぶ登って森を抜けると、だんだんと高山っぽい、いかにもな景色になってくる。いつの間にか針葉樹に様変わり。周囲の尖った山々も見もの。


この辺はカモシカが出没するらしい。

鼻をつくむとーはっぷ硫黄の臭い。もう少し進むと、この赤茶色の液体が染み出ている岩壁が見られる。

日光が届かない場所では、5月でもまだ雪が残っている。昨年、GW期に登った際はもっと雪が深くて、膝までズッポリ埋まってしまい泣けた。

3.森林限界
針葉樹の中を登っていると、だんだん木々の高さに変化が出てきて、小低木ばかりの高山帯へ。殺伐とか寂寥とか、そういう言葉が浮かんでくるような風景が立ちあらわれてくる。


葉の緑が無くなり、絵的にも寒くておどろおどろしい雰囲気が漂い始める。実際、近くには「賽の河原」(三途川の河原)と呼ばれるエリアもあって、石とか積んであってなかなか怖い。夜来たらホントに鬼が出そう。奥に覗いてるのは浅間山の頂上。

だんだんコケのような低草ばかりに。大きめの岩が瓦礫のように転がっており、足場の悪さが気になってくる。歩きにくい。

振り返れば絶景。カルデラのくぼ地の向こう側に、外輪山である黒斑山などの稜線を望む。

黒斑山から続く外輪山の稜線。この稜線も渡ったことがあるが、滑落しそうでかなり怖い。下のくぼ地には外輪山に向かう人影が米粒のようなサイズで見えるが、この辺に来るともう、壮大すぎてスケール感が完全に狂う。中国の山奥とか他の惑星とか言われても信じてしまいそうな光景。

4.頂上付近
完全に植物が失われた、岩だけの地帯に。景色はやや単調になるが、活きた本物の火山に来た、という実感がある。


歩きにくくて仕方がない。ここまで来ると、道もない。ただの火山岩だらけの場所。

いざという時のためのシェルター。効果のほどは不明。

火口付近もカルデラ状になっており、前掛山がぐるっと囲う。写真の奥が前掛山の頂上。稜線に見えるポツポツは登山者。

火口。関東一円に、灰の雨を降らせた元凶。“ゴ、ゴゴゴ…ボゴッ、ゴポゴボゴポ…”という地鳴りのような音が響いていて、シャレになってない。たまに岩が滑落して、呑みこまれていく。山が生きてる。見てはいけないものを見てしまった感じ。

という感じで、浅間山はふもとの山荘からスタートして日帰りでも十分、行ける距離(可能であれば宿泊した方が楽だけど)。今回は山荘からの往復で約7h。自分のような初心者でも行ける道のりに、ほどほどの疲労で、これだけの風景の移り変わりを体験できるのはやっぱりおトクな気がする次第。

おまけスライドショー。


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Amazonの配送について [Etc]

先日、Amazonでいろいろ注文をしたら、CDが1枚だけ、他の商品とは別便で分割発送になった。在庫“有り”だったので、分割発送される理由がよくわからなかったけど、よくみたらそのCDだけ、大阪・堺からの発送になっていた。

そして、その大阪発の荷物は、夕方頃の注文だったにもかかわらず、翌日の昼には到着してしまった。東京発便と変わらない早さ。お急ぎ便だったとはいえ早い。なんというロジスティクス。

最近は当日お届けも可能になったりと、アマゾンの配達に対する執拗なまでの追求がすごい。正直、そんなに急を要することなんて滅多にないのだけど、要はコレを経験してしまうと、他のECは遅くて耐えられなくなってしまうことが重要なんだろうと、他のECに耐えられなくなって気づいた。


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花粉症が劇的に軽くなった [Etc]

今年は花粉症が、異常に軽い。自分にとっては奇跡的。

小学生の頃から、つまり20年来のアレルギー性鼻炎のキャリアで、例年この季節は、くしゃみ・鼻水・目のかゆみに24時間悩まされて辛かった。花粉症用の薬も苦手なので、手の打ちようがないと思っていた。

今年は少しだけ対策をとってみた。その効果なのかは不明だけど、今、驚くほど症状が軽い。そこでいくつか原因と考えられるものについて以下。

[外的要因]

[内的要因]

  • 薬が効いてる?:小青竜湯(漢方)
    • 小青竜湯 - Wikipedia
    • 花粉の季節になる少し前から、毎食後、飲み続けてる。少し苦いけど飲みやすい。
  • 薬が効いてる?:エバステル
    • エバスチン:エバステル
    • 持続性があるので(1錠/1日でOK)、就寝前に飲んでる。
    • 飲むとすぐ眠くなったり頭がボーっとしてしまうのだけど、就寝前に飲むことで、翌日、副作用に悩むことが無くなった。
  • その他こころあたり?
    • たまにジョギングしている
    • 毎日水を大量に飲んでる

今年は薬が効いているのかもしれないけど、特に確証はないので、何が要因なのかはよくわかってない。去年も薬はゼロだった訳ではないので。

ただ今年は、思うに“思いこみ”が強い。 いつもはネガティブな気持ちで花粉症を迎えるところを、 今年はあらかじめ薬を吟味して備えたりして、もしかしたらけっこう大丈夫なんじゃないかっていう、前向きな期待を持っていたりした。

ということで、身も蓋も無いことを言えば、プラシーボというか、気持ちが一番の要因な気がする次第。


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子猫 [Etc]

ノラ猫1 あら、窓が開いてますよ

朝、猫の鳴き声で目が覚めたと思ったら、テラスに子猫が二匹。

部屋を覗き込んでいた。。

ノラ猫2

野良。

みゃあみゃあ鳴くくせに、警戒心が強くて触れさせてくれない。

でも庭から離れないで、まったりしてる。

ノラ猫3

なんなんだ君は。


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お、おまえはおれか? [Etc]

http://sugi.pallat.net/archives/1116

一瞬、自分が書いたのかと思い焦った。まあここまで露骨には書かないとはいえ、気分はほぼ同じだ。

(自分の過去記事→http://d.hatena.ne.jp/miyamomonikki/20090623


“ほぼ”というのは、まだ掛貝さんに移行しきってないところがちょっと違う。だが、もしかしたら数日先の、未来の自分なのかも知れない。

…って、同じような人はたくさんいるか。でも、どうでもいいブログの意外なおもしろさ。


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