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これ買いました:Lali Puna「Our Inventions」 [音楽]

Lali Punaというドイツのポップなエレクトロニカユニットの新譜。

Amazon MP3 Downloadだと$8.99。MP3 Downloadについてはこちら

久々だなぁと思ったら、前作から6年ぶりのリリースです。その割には、良くも悪くもあまり変わりがありませんでした。少しウォーミングでかわいらしい電子音の上に〝女の子〟ボーカルが乗るいつものLali Puna調なので、裏切られず安心して聴けますがやや既視感も…。

音も曲調も、基本的には心地良いのですが、こういうカンジの曲は増えているような気がして、(聴く側の勝手な都合ですが)なんだかタイピカルだなと感じ始めてしまうと、音楽を聴いているのか、流行を聴いているのか、良くわからなくなってきます。

とは言うものの、Lali Punaの↓こっちのアルバム(2001年)はなかなか飽きません。展開がカッコ良くて、今のところLali Punaの自分的ベストです。

そういえば、少し前にリリースされた高橋幸広さんのアルバムを聴いていたら、Lali Punaにあまりに似ていたので、間違えてLali Punaを再生したのかと思ったら、Lali Punaが参加していました。

高橋幸広ワールドに馴染んでいて、こちらも良い感じでした。


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これ買いました:Spangle call Lilli line「dreamer」 [音楽]

タワレコ寄ったらSpangle call Lilli lineのシングルが出てました。

シングルは聴くのが面倒なので普段、買うことは無いのですが、試聴したら当の新曲よりも、最後に収められていた過去曲のリミックスが気になってついつい購入してしまいました。

気になったのは最後にオマケっぽく入っている(失礼!)「nano (Hiroshi Kawanabe Dubmosphere remix)」で、どこか90年代初頭のテクノっぽい雰囲気です。ダブっぽい四分打のせいなのか、声とか音の積み重ね方なのか、抜き差しの仕方なのか…、具体的になににそう感じたのかわからないのですが、当時BjorkをRemixしていたUnderworldっぽい雰囲気に似ている!と自己結論に達しました。というか直感で感じました。

そんな評し方は微妙なのですが、これはこれですごくカッコいいです。ちなみに原曲「nano」のトーンはあまりとどめてません。

ところで“Hiroshi Kawanabe”ってなーんかこの文字列を見たことあるなぁと思って調べたら、かのTOKYO No.1 SOUL SETではないですか。気付きませんでした。。


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これ行きました:東京芸術見本市2010「インターナショナル・ショーケース」清水靖晃+渋谷慶一郎 [音楽]

東京芸術見本市2010「インターナショナル・ショーケース」というイベント内で開催されていた清水靖晃+渋谷慶一郎コンサートへ。


会場の東京芸術劇場@池袋

ピアノとサックスのセッション+電子音響効果というやや実験気味な組み合わせ。演目は渋谷さんの曲やバッハなど。

音響効果の部分は、特に詳しい説明もないのでよくわからなかったが、ピアノやサックスで奏でた音をその場で取り込みながら、ループさせたりという処理をしていたらしい(Max/MSPらしい)。

体感的には、例えばピアノで打鍵された音が普通にサスティーンが効いているかと思ったら、残響がそのまま鳴り続けて、微妙に変調しながら増幅しつつ、会場の四方のスピーカーからドヨーンと響き渡ってきれいな音響空間を作り上げているみたいな感じ。サックスの場合はもう少し、アタックが効き気味だったりして、割といい感じに響いていた気がする。心地よくて少し舟漕いだ。

その辺の特殊効果が、ピアノやサックスと絡まって、とてもカッコ良いコンサートだった。仮にライブ音源が発売されても、家の2chステレオじゃ再現できないなぁ。。


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これ買いました:Akira Kosemura「Grassland」(CD) [音楽]

タワレコ新宿店で購入。知らないアーティストだったけど、試聴して良さそうだったので。

きれいで穏やかなエレクトロニカ。というより、高木正勝のCDを買った人はこちらも買っています、とオススメとされそうな感じといった方が早い。曲にとどまらず、DVD付きの限定版を買ったら内容は映像付きのPVだったのだけど、何から何までソレっぽくてちょっとひいた。買ってしまった自分にもちょっと引いた。

とはいえ、音の凝り具合とか雰囲気とか好きな感じだし、聞きやすくていい感じの曲ばかりなので、けっこう繰り返し聞いているところ。

こっちに全曲試聴可能なプロモページが用意されてる。ビジュアルから説明までずいぶん凝ってて、こっちもずいぶんいい感じだ。


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これ買いました;Tori Amos [音楽]

会社の先輩が、Tori Amosのシングルを大量に持ってきた。頼んだ訳ではないのでくれるのかと思ったら、販売だった。。

アルバムは最近のもの以外はだいたい持ってるので、古いシングルなんてゴミくらいに思っていたけどそうじゃなかった。シングルはほとんどがアレンジ違いの別バージョンやライブ版なので、単体で聴いてもすごく良かった。なめてた。

ということで、特に90'sのTori Amosを聞き直している。↓Amazonにあるのだとこのへん。

で、先輩からは1枚だけあったアルバムを買って、あとは買わずに借りてリップした。申し訳ない。CDはどうにも邪魔なので、持っていたくない。。


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これ買いました:相対性理論+渋谷慶一郎「アワー ミュージック」ほか [音楽]

先日、CDを買ってみて良かったので、新しいのも買ってみた渋谷慶一郎。タワレコでプッシュされいた。

あれどこかで聴いたメロディだぞと思ったら、↑に収められていたのは、↓下のアルバム「ATAK015 for maria」の中にある「sky riders」「our music」「BLUE」というピアノ曲を、バンド編成にアレンジしたバージョンだった。そして女性のボーカル入り。

ちょっとハスキーで倦怠感のある甘いボーカルが、かわいらしい人畜無害な詞を歌う感じで、総じてかわいい感じでまあいいんじゃないかと思った。まあまあ。


そうえいば、年末に渋谷慶一郎のコンサートにいった。ピアノのソロ。

for maria concert version Keiichiro Shibuya playing piano solo tour 2009

良かった。心地よすぎてちょっとだけ舟を漕いだが、こっちは良かった。


「アワー ミュージック」の隣でプッシュされていた、渋谷慶一郎とは関係のない↓こっちのアルバムも、試聴したら良かったので買ってみた。

なんというか世界系というか、壮大というか、現代音楽っぽい感じもあればクラシック、オペラ、民族音楽っぽいアレンジもあり、めまぐるしいけど縦横無尽に壮大な感じ。未知瑠 という人らしい。

全曲つまってる。かっこいい。頭良さそう。ちょっと菅野よう子が思い浮かんだ。


タワレコのおすすめ(新宿店と渋谷店)はいい。もはや自力で探しまくる気力が無いので、いい感じで紹介してくれるのが助かって、いつも買ってしまう。

Amazonは正面から入って商品を探すにはまだまだな感じなので、まだしばらくはタワレコのリアル店舗には頑張って欲しい。


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大聖堂でメシアンを聴いてきた [音楽]

ロンドン滞在中、セント・ポール大聖堂のクリスマスの礼拝へ。オリヴィエ・メシアンの「主の降誕」(Olivier Messiaen "La Nativité du Seigneur")のオルガン演奏があるというので行ってみた。

StPauls
夜のセント・ポール大聖堂(St Paul's Cathedral)。ひとの入りはけっこうまばら。

この聖堂で演奏されたメシアンに、どっぷり聴き入ってしまった。

これまでメシアンというと、不安定な音階とか和声がヒュードロドロと不気味に鳴り響いてるだけという印象が強くて、現代音楽の中でも聴くのがけっこう辛い方だった。これまでは。だけどここで聴いた「主の降誕」はなかなかすごい。

まず教会内部の装飾とかステンドグラスとか、ミサの雰囲気とか、教会の空間自体がひたすらに荘厳・壮麗さを訴えてくる。さらに音響が効くので、パイプオルガンの音がぐわんぐわん重圧をもって全方向から降ってくる感じ。そしてメシアンの楽曲の難解さ、ワケのわからなさが、逆に崇高さを感じさせるのか(←これはおそらく音楽的素養の無さが影響する...)、視覚と聴覚でとにかく圧倒され、畳み込まれてしまった。

ということで、これは“教会というメディア”で聴くのが、もっとも効果的なコンテンツなんだろうなと思いました。CDやラジオやiPodなど、他のメディアでは代替できない効果も手伝って、敬虔な気持ちになってしまうかもです。まあ良くも悪くもですが。

セント・ポール大聖堂→ WikipediaHP

Thames02
ミレニアムブリッジの正面に望むセント・ポール大聖堂。
Thames01
ミレニアムブリッジからテムズ川東岸。

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これ買いました:Keiichiro Shibuya「ATAK015 for maria」 [音楽]

新宿タワレコの前衛コーナーで、試聴して良かったので買った。渋谷慶一郎という名前は見たことがあったが、聴くのは始めて。

ATAK015 for maria

ピアノ中心のアルバムで、数曲に一部、電子入り。

どの曲も、音と旋律がきれいで、ドラマチックな展開が多い。ドラマチックに過ぎるきらいもあるけど、心地の良い、いい曲揃いだと思う。前衛コーナーにあったのは、過去のリリースが電子系だったからみたいだ。

過去の電子系は、iTues Storeで試聴ができる。このアルバムが聴きやすかったので、過去作品も流行のエレクトロニカとか環境とか、とりあえず聴きやすい方の電子かと思っていたら、本筋というかアカデミックというか、聞きにくい方の現代電子音楽だった。。


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これ買いました:Tortoise「Beacons Of Ancestorship」 [音楽]

Tortoise(トータス)のずいぶん久々な気がする最新アルバム。

どうやら6月くらいに出ていたらしい。知らなかった。すっかり疎くなってしまった。

Beacons Of AncestorshipBeacons Of Ancestorship
アーティスト:トータス
販売元:commmons
発売日:2009-06-24
クチコミを見る

出だしから、けっこうブリブリ激しいロックっぽくなっていて、第一印象としては〝らしく〟ない感じがした。

でも、よくよく考えたら前作「It’s All Around You」が、メロディ重視で妙に上品で聴きやすい路線に日和っただけで、今作は少し前のトーンに引き戻っただけかもしれない。「Standards」をやや激しめにした感じというか。つまり端的にいうと、なかなかカッコいい。

ということで、前作の曲調を期待すると裏切られますが、自分としては惰性で聴くところだったので、とてもいい感じに裏切られました。

ちなみに、Tortoise(トータス)で検索しても、ガッツだぜのトータスか、SubversionのクライアントのTortoiseSVNか、もしくはそのまま亀が優先されてしまうようなので、いちおうHPのリンクはこちら


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これ買いました:Guitar「Friends」 [音楽]

フレンズフレンズ
アーティスト:ギター
販売元:&records
発売日:2009-10-07

guitarという、エレクトロニカ系のユニットのたぶん6th。

ドイツ人と日本人の二人ユニット(たぶん)で、ノイズ×リバーブやディレイでぐわんぐわん漂うような音空間+たまに女性ボーカルみたいな感じの音楽。タワレコのPOPではシューゲイザー風と称されている。シューゲイザーの定義を詳しくはしらないが、確かにマイブラっぽいといえばぽくて、そこがいいと思って聴いている。

1stから買い続けてるけど、マイベストは前作「Dealin With Signal And Noise」。混沌としてて、甘くなくて比較的硬派。このアルバム以外は、メロディといいボーカルといい甘っとろくて狙いすぎてる感があってどうも軟派。とか思いながらも買い続けている。


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