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これ買いました:チック・コリア&上原ひろみDVD「Duet」 [音楽]

デュエット [DVD]デュエット [DVD]
出演:チック・コリア&上原ひろみ
販売元:ユニバーサル ミュージック クラシック
発売日:2009-09-02
おすすめ度:5.0
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2007年のブルーノートでのコンサートがDVD化された。ずいぶん前にCD化もされてたので、今さら感はあったけど買ってしまった。

CDをさんざん聴いていたとはいえいいコンサートだったので、映像でもまた何度も見てしまった。やっぱりカッコいい。

それにしても3年に渡り、コンサートからCD、DVDまで派生商品を買い続けてきたが、CDとDVDが同時に出てたらたぶん両方は買ってなかった。その点、微妙にしてやられた感があったのだけど、Amazonのレビューに、どうやらCDとは全曲、別テイクのようだ、という情報が載っていた。そこまで気付かなかったし、単にクリエイティブ上の判断なのかもしれないが、それをみたらちょっとうれしくなってしまった。単純。

今度、Blu-ray版もしくは高音質配信版なんかが出たら、また買ってしまいそうだ。


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ピリペアード・ピアノのコンサート(Hauschka@原美術館) [音楽]

プリペアードピアノ

hauschkaというドイツ人アーティストの演奏を聴きに、原美術館へ行ってきた。

本人のピアノと、あとストリングス3人の編成なのだけど、ピアノがプリペアード・ピアノ。写真にあるように、ピアノの弦の上や合間に、木材やらビニールやら、オブジェクトを挟んで、キーによっては打楽器的な音を出したり、音をふるわせたりしながら演奏をする。

ピンポン球とかビニールとか、モノがものだけに配置もまあアバウトなんだろうなと思っていたら、そんなことはなくてちゃんとCDの演奏を再現していたっぽくてすごかった。演奏の合間でも、はずしたり付け替えたりと、セッティングも細かくやっていて、パフォーマンスとしてもおもしろい。どんな音なのかは、まあ一聴に如かず。

プリペアード・ピアノを使ってるといっても、ジョン・ケージのような難解で眠くなるような音楽ではなく、けっこう聞きやすくて、かわいい曲が多い(少し寝たけど)。ということで、タワレコだと前衛音楽コーナーにあります。


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これ買いました:Spangle call Lilli line 「SCLL LIVE」 [音楽]

2009年1月の渋谷でのライブがDVD化。あれはすごくいいライブだったので即購入。

SCLL LIVE [DVD]

SCLL LIVE [DVD]

ライブ自体はいいし、曲も演出もいい。内容は悪くないのだけど…音質と画質が残念な感じ。

なぜだかボリュームがすごく小さいし、画質も悪い。けっこうな尺をDVDの片面1層に収めようとしたせいだと思うけど、(確認してないけどたぶん)ビットレートが低めに抑えられていて、引き伸ばしに耐えられない。PS3でアップスケールしてもダメダメで、40インチぐらいの液晶では映像がかなり辛い。

写真集がついて1,500円。安いのはいいけど、仕様が安かろう云々。内容がいいだけに、ものすごく悔やまれた。がっくし。

▼販促用Youtube


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Giulietta Machine、大友良英ライブ@新宿PIT INN [音楽]

Giulietta Machineというユニットの3rd。ジャズっぽいなにか。久々に出た。

Cinema Giulietta

Cinema Giulietta

1st、2ndは電子音やノイズ、処理などの比重も多かったけど、3rdはラテンやボサノバっぽさが全面に出てて、実験っぽさは控えめ。シンプルで面白みは減ったけど、これまでよりキレイで聞きやすい。


新宿PIT INNでライブがあるというので見に行った。Giulietta Machineのアルバム発売記念ライブと同時に、大友良英の企画ライブでもあるらしく、三部構成で出演者が多い。

8.3(Mon) @新宿 PIT INN 19:30 / 20:00

1st set:ウルトラミラクルバンド
大友良英(g)、江藤直子(p)、高良久美子(marimba)、Sachiko M(sinewaves)、石川高(笙)
スペシャルゲスト:横浜聡子(鳴り物)、中野朝子(鳴り物)

2nd set:Giulietta Machine(3rdアルバム『Cinema Giulietta』発売記念ライヴ)
江藤直子(key)、大津真(g)、西村雄介(b)、藤井信雄(dr)

3rd set:Giulietta Machine + Phew(vo)& 大友良英(g)、他

http://www.m-works.info/pitinn/night_detail.php?YEAR=2009&MONTH=8&DAY=3

Giulietta Machineをライブで聴くのは初めてだったけど、意外にもCDの淡々としてクールな感じとは異なるアレンジと熱い演奏で、想像以上にかっこよかった。ライブハウスだけにドラムやベースの重低音が心地よく、演奏がとてもテクニカルなのでなおさら。ずっとループしていて欲しい感じ。

3rd setでもGiulietta Machineの曲が少し演奏されたけど、重厚なドラムとベースの上に、大友さんのノイズギターが乗って、これも相当にかっこよかった。CDで聴いてるのと、ちょっとイメージが違うライブ。


それ以外の、1st setと3rd setの幾つかは、アヴァンギャルドというかアングラ感が強くて、嫌いじゃないのだけど久々にアングラ的な何かを感じた。サブカルじゃなくてアングラ。

---

余談だけど、座ったのが端の方の席だったせいもあり、ステージ脇でオフィシャルらしきビデオを撮影している人に視界を遮られステージをよく見られなかった。肝心の2nd setでは、そのオフィシャル氏が居眠りしながら、あさっての方向を撮影していた。ただでさえ邪魔なのに、その上、仕事をしてないってどういう…


▼Giulietta Machineの1stと2ndアルバム

Giulietta Machine

Giulietta Machine

Hula Pool

Hula Pool


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コレ買いました:Sonic Youth「The Eternal」 [音楽]

数年ぶりに新作が出ていた。Sonic Youthの16枚目ぐらいのアルバム。

The Eternal

The Eternal

前作のRather Rippedとはまた、少し違う感じになってるような気がしたけど、まあ総じてみたら同じというか大して変わってない気もする。

90年代後半のThousand LeavesからMurray Streetの間は、しばらく趣向が変わって実験的な方に傾倒していたきらいがあったけど、そっちじゃない方の、90年代半ばまでの(もしくはここ数年の)ストレートなSonic Youthって感じ。

どちらにしろかっこいいので、どっちでもいいのだけど、新しいアルバムを出してもいまだ変わらない、このかっこよさはさすがにすごいと思った。(やる方も聴く方も、'90年代オルタナ時代に膠着してるだけって気がしないでもないけど…)


前作、前々作。どちらもかっこいい。

Rather Ripped

Rather Ripped

Sonic Nurse

Sonic Nurse


どうでもいいけど、サーストン・ムーアはもうソロで出さないのかな。これはいまだに好き。

サイキック・ハーツ

サイキック・ハーツ


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コレ買いました:Goldmund「The Malady of Elegance」 [音楽]

Goldmundというアーティストの「The Malady of Elegance」というアルバム。この人のは初めて買う。

The Malady of Elegance

The Malady of Elegance

全編、静かでミニマルでクラシカルなピアノ曲。

単にピアノの音だけでなく、ピアノが発するその他の音、ペダルの軋みとかの周辺の音まで入れて、さらに処理をしているような感じ。音響系?というのかよくわからないけど、タワレコで1曲目を試聴したらそういう繊細そうな部分にはっと来て、買ってしまった。

が、2曲目以降は少々、飽きるというか眠くなる。キレイなんだけど暗い。おまけにヘッドフォンで聴かないと、いわゆる「音響」的な部分がいまいちわからなかったりするので、こちらもそれなりに向かい合わないといけなくてちょっと微妙。


ちなみにGoldmundだけでなく、Heliosという名義でも活動してる米国人のKeith Kenniffという人らしい。

myspaceに「影響を受けた音楽」欄なんていうのがあるけど、この人はちゃんと書き込んでいて、なるほどって感じの顔ぶれになってる。なんかいいなぁこの欄。


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コレ買いました:RADIQ「PEOPLE」 [音楽]

半野喜弘の別名義、RADIQの新譜。

PEOPLE

PEOPLE

半野喜弘名義で出している、「Lido」と「Angelus」はキレイでライトなエレクトロニカでとても好きなのだけど、RADIQ名義の作品はどうも聴きにくい、というか無駄にウザい前衛ノリでむしろ嫌いだった。が、今回はいい。毎度、タワーレコード新宿店アヴァンギャルド売り場で試聴したらいい感じだったので買ってしまった。

とはいえ、「Graffiti & Rude Boy 67'」などから大きく路線が変わったのかといえばそういう訳ではなく、雰囲気はそれほど変わらないのだけど、少しソウルミュージックっぽくなって聞きやすくなった。

聴きやすくなったというのと矛楯しているようなのだけど、よくよく聴くと音とか音場とか、リズムの揺れとか抜き差しとかが、ものすごく複雑な気がする。それが丹念に作り込まれて、すごく聴きやすく気持ちいい感じになってんじゃないかと思う。ソウル風電子音楽すげえって思う。


▼半野喜弘名義の2作品

Lido

Lido


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コレ買いました:高木正勝「Tai Rei Tei Rio(タイ・レイ・タイ・リオ)」 [音楽]

高木正勝の新譜。去年(2008年)の秋に目黒で見たコンサートがCD化された。

タイ・レイ・タイ・リオ【文庫本付き】

タイ・レイ・タイ・リオ【文庫本付き】

ライブアルバムといっても、たぶんこれまでCDには収められてない曲が大半の新作。

前作「Private/Public」と比べて、今回の「Tai Rei Tei Rio」は、音や演奏が全体的に神秘性を帯びてて、なんかコアな方向に向かってる感じ。民族音楽を意識したコンセプトらしく(どこ地方の民族かはわからないけど)、日本語でも英語でもないよく知らない言葉の歌があったり、楽曲やメロディもキレイで静謐で、かつ繊細だったりと、コンサート同様、全体の統一感はやっぱりカンペキだった。

カンペキで心地よい反面、民族音楽と言われても、楽曲自体は近現代の西洋音楽の構造(調性や楽節)の範疇なんじゃないのって気がしたりして、その辺の民族〝演出〟感が逆に鼻についてしまう部分もなんとなくあるようなないような(とはいえホンモノの民族音楽をやられても、それはそれでついて行けない)。

そういう意味でやっぱり、「Private/Public」の方がピュアでストレートな感じがして個人的には好き。パルコでのコンサートも、手作りな舞台感が良かったし。

---

昨年の「Tai Rei Tei Rio」も、その前の「Private/Public」の時も思ったけど、この人のコンサートは編成や演奏、映像、演出などを含めて、総合の舞台芸術だと思う。音楽だけ聴くのもいいのだけど、やはり映像で見たいと思った。舞台には音だけじゃわからんほどのカッコ良さがあった。

Private/Public

Private/Public


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コレ買いました(Hauschka「Snowflakes And Carwrecks」) [音楽]


Hauschkaという、プリペアード・ピアノ+音響みたいな音楽をやってる、たぶんドイツ人。キレイなミニマル音楽。この人も出る度に買い続けている。



Snowflakes and Car Wrecks

Snowflakes and Car Wrecks









新宿タワレコの店頭で、「CDはタワレコ限定販売!」みたいなPOPを見たような気がしたので、迷わず買った。が、検索してみたらAmazonにもあった。うーんカンチガイかな。





  ホームページはたぶんこれ。


  http://www.hauschka-net.de/sound.htm





昨今、いろいろな情報をネットで知ることがものすごく多くなっているのだけど、このテの音楽に限っては、タワーレコード新宿店のアヴァンギャルドコーナーが自分にとっては一番の情報ソースになっている。あの売り場の、何かが良いんだよな。何だろう。





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コレ買いました(Spangle call Lilli line) [音楽]


Spangle call Lilli line というたぶんそんなに有名ではないユニット。昨年秋から立て続けにリリースしていたのを、追うように買い続けていた。



ISOLATION

ISOLATION










PURPLE

PURPLE










ten to sen

ten to sen










TOUNUMA NINI

TOUNUMA NINI









この1月末に渋谷のO-EASTの下?の、duoというトコでのライブを観てきた。けだるい曲ばかりのバンドだけあって、ガンガン盛り上がりましたっ、みたいなのとはほど遠く、直立不動でたまに揺れ有りみたいな雰囲気だった。


とはいえ、それでもやはり、CDで聴くのとは違うライブの良さがあって、ライブ仕様のアレンジに、ドラムとか効果音(Max/MSP !?)がけっこうカッコ良く目立っていたりしてなかなかしびれる。


叫んで汗かいて盛り上がればOKみたいなのとは対極で、MCが下手だけど内容はオタク的なこだわりを感じさせるみたいなところがなんかとても良い。





ライブ版CDとか出してくれないかな。。





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