iPhoneアプリ「Remote」(Apple TV用リモコン)の新しいインターフェースが便利 [ガジェット]
AppleTV用に使っている、Apple純正iPhoneアプリのRemoteが1.3にVer.Upした。更新したらちょっとすごくなってた。
Remote
Remoteは無線経由で、Apple TV(&Macで起動中のiTunes)をコントロールできる無料アプリ。これまでのバージョンでは、Apple TVのライブラリを読み込んで表示することで、Apple TVをiPhoneでiPodのように操作できた。
下のようなプレイリストなどが表示されて、iPodに近い感じでApple TVを操作できるのは今まで通り。
新しいバージョンでは、新たに「コントロール」という項目が加わり、まったく違うリモコン機能がついた。「コントロール」画面にしても、↓見た目は単なる黒いパッドだけど、このパッドで、テレビを見ながらテレビに接続したApple TVを操作できる。
このパッドの上で、iPhoneでやるように指をタップしたり弾いたりすると、テレビに映ったAppleTVのUIを操作できる。操作内容的には、赤外線で操作するハードウェア版のApple Remoteとほぼ同じ。タッチパネルなのでスイッチ(可動部品)のようにカチカチと押す感触がなかったり、レスポンスがないぶん、操作などで多少とまどいというか違和感があったが、そんなものは10秒くらい使っているうちに慣れる。
これとApple TVの組み合わせが、かなり使いやすくて驚いた。
今どきのテレビやレコーダー、STBなどはボタンがアホみたいに多いので、リモコンとテレビの両方を見ながらじゃないと操作ができない。一方、このiPhone版Apple Remoteは、もともと操作としては上下左右・Menu・決定ぐらいしか必要のない統一されたUI体系だった上に、ハードがいつも手元にあるiPhoneに代替され、ディスプレイに集中してすいすい直感的に操作ができるようになってしまった。超快適。
今までの家電のリモコンやUIには、ずいぶんと不自由を強いられていたのかもしれないということを、このデバイスを使って少し気づかされた。ちなみに接続は無線LANだけど、動作の遅れは特に感じない。
今のところAppleRemoteでの操作は限定的だけど、例えばAppleTVがブラウザを積んだりしても、マウス代わりのポインティングデバイスとしては十分実用に耐える気がする(BRAVIAやPS3でWebを見る際、いまいち操作に最適といえるデバイスというのがまだ無い)。あとありえないけど、他のメーカーの機器なんかもiPhoneのAppleRemoteアプリで操作できるようになったら、非常に最高なんじゃないかという気がする。ということでiPhone(もしくはハンドヘルドなタッチパネル)で操作するテレビ用デバイス、というものには新しい可能性を感じた。家電のリモコンは、こっちの方向に進化してくれたらうれしい。
見向きもされないこんなマイナーな製品なのに、すごいなぁ、Appleは。Apple TVは買ったときは大失敗だと思って落ち込んだが、テレビ用iPodだと割り切ればけっこう最強。
お、おまえはおれか? [Etc]
http://sugi.pallat.net/archives/1116
一瞬、自分が書いたのかと思い焦った。まあここまで露骨には書かないとはいえ、気分はほぼ同じだ。
(自分の過去記事→http://d.hatena.ne.jp/miyamomonikki/20090623)
“ほぼ”というのは、まだ掛貝さんに移行しきってないところがちょっと違う。だが、もしかしたら数日先の、未来の自分なのかも知れない。
…って、同じような人はたくさんいるか。でも、どうでもいいブログの意外なおもしろさ。
コレ買いました:ウェブの仕事力が上がる標準ガイドブック 3 Webディレクション [Web]
最近、仕事の要領の悪さや自信の無さに、一段と磨きがかかったので買ってみた。
サイトやサービスなどの企画から制作、マーケティングにおける、各業務フローでの“コレはこういう風にやるべきモノ”を網羅している本。掲載されてる全てのプロセスをハナから必要とするのは、よほどの大規模なプロジェクトなのだろうけど、あまりにネタの幅が広くて気が遠くなった。
とはいえ、他の組織がどういう手法でプロジェクトを管理し進めているのか気にすることは良いことだ。具体例も載ってるので、効率良さそうだと思った所だけ参考にすればいい。そういう意味で、無駄にはならない気がする。かも。
…それはそれとして、今自分が求めていたのは、もうちょっと違った。やっぱりもっと考えないと答えがないことばかりだと気づく。
コレ買いました:「くまとやまねこ」湯本香樹実、酒井駒子 [本]
作家 湯本香樹実さんのインタビュー記事をたまたま見て、興味を持った。
- 作者: 湯本香樹実, 酒井駒子
- 出版社/メーカー: 河出書房新社
- 発売日: 2008/04/17
- メディア: 単行本
- Amazon.co.jpで詳細を見る
友達の小鳥を失ったクマが、深い悲しみに暮れながらも、新たな出会いを通じて立ち直り、また歩み始めるまでの小さなお話。
大人であっても、小さな頃に生き物を飼って、そして失った経験がある人なら、なにか胸を打たれるものがあるのではと思う本。少なくとも自分はそうで、主人公のクマが、動かなくなった小鳥の亡骸を手放せずにいて、生きていた昨日に戻れたなら何もいらないと悲嘆に暮れるくだりは、あまりに思い出すものが多くてなんとも。
という感じで、いいトコはまだあるのだけど続きは本で。。
湯本香樹実さんの作品は、中学生か高校生の時以来だけど、当時も胸を打たれるものがあった。10年以上経って、いまだに打たれるとは。あと酒井駒子さんの版画も、この本の内容にすごくあっていると思う。キレイだ。
▼湯本香樹実さんといえばこれでしょうか
- 作者: 湯本香樹実
- 出版社/メーカー: 新潮社
- 発売日: 1994/03
- メディア: 文庫
- Amazon.co.jpで詳細を見る
もはやニュース番組のHPに見えない [Etc]
先のエントリ後、いろいろなニュース番組のサイトを見てたら、寝る前に見ていることが多い Oha!4 NEWS LIVE の番組サイト↓がちょっとひどいというかなんというか。
Oha!4 NEWS LIVE(日テレNEWS24)
メインコンテンツが、キャスターのプロフィールとブログの更新情報。どうみてもニュースとか報道番組のサイトには見えない。軟派なめざましテレビだって、もう少しニュースっぽいのに。。
吹っ切れてるというか、身もフタもないというか…。たしかに中田有紀というキャスターは美人だなぁと常々思っていたので、効果は疑えない。というか話が早くて助かる。うん、とてもいいと思った。
- 作者: 中田有紀
- 出版社/メーカー: 小学館
- 発売日: 2009/02/24
- メディア: 単行本
- Amazon.co.jpで詳細を見る
別にキャスターが目的でニュース番組をみているわけでは… [Etc]
夜は毎日、スカパー!で日テレNEWS24(旧NNN24)のニュース番組DailyPlanetを見ている。
今日もいつものように見てたのだけど、最近また中島静佳キャスターがメガネ無しに戻ってしまった。一時期、フチのあるメガネをかけていて、あれはあれで悪くなかった、というかむしろ良かったのに戻ってしまった。もともと一時的なものだったのかもしれないけど、なんか惜しい。それにしても、やけにかわいい人だと思ってWikipediaをみたら、そこそこ年上だった。恐れ入った。
いやまあ、キャスターを見ているんじゃなくてニュースを見ているのだから、そんなことはどうでもいいのだ。
---
と思っていたら、何気なしにDailyPlanetの番組HPに行き着いて、いろいろみてたらHTMLのメタタグにキャスターの名前がしっかり入っていた。
<meta name="Keywords" content="デイリープラネット,Daily Planet,日テレ,中島 静佳,塚田 文,ニュース,天気" />
なんかハメられた気がしてならない。報道番組の顔をしてイヤラシい。
iPhone3.0 アップデートしたら無線LANにつながらなくなった時の対処 [ガジェット]
iPhoneを3.0にバージョンアップしたら、自宅の無線LAN(AirMac Express 11b/g/n)にうまく接続できなくなった。
- 現象
- 無線LAN接続するも数秒で断線→3G回線との切り替えのループを繰り返す。
- 設定を変更しても、再起動しても改善しない。
- 対処
- SIMを抜いた状態で、無線LANに接続することを確認。
- そのままSIMを戻すだけで改善。3Gとの切り替えループは発生せず。
あきらめてリカバリしようと思った直前で、SIMを抜いたらあっさり治ったので、とりあえずメモ。なにかと都度、すんなりいかないな。
アップルコンピュータ AirMac Express ベースステーション with Air Tunes MB321J/A
- 出版社/メーカー: アップル
- メディア: エレクトロニクス
- Amazon.co.jpで詳細を見る
コレ買いました:RADIQ「PEOPLE」 [音楽]
半野喜弘の別名義、RADIQの新譜。
- アーティスト: RADIQ
- 出版社/メーカー: CIRQUE.Mavo
- 発売日: 2009/06/17
- メディア: CD
- Amazon.co.jpで詳細を見る
半野喜弘名義で出している、「Lido」と「Angelus」はキレイでライトなエレクトロニカでとても好きなのだけど、RADIQ名義の作品はどうも聴きにくい、というか無駄にウザい前衛ノリでむしろ嫌いだった。が、今回はいい。毎度、タワーレコード新宿店アヴァンギャルド売り場で試聴したらいい感じだったので買ってしまった。
とはいえ、「Graffiti & Rude Boy 67'」などから大きく路線が変わったのかといえばそういう訳ではなく、雰囲気はそれほど変わらないのだけど、少しソウルミュージックっぽくなって聞きやすくなった。
聴きやすくなったというのと矛楯しているようなのだけど、よくよく聴くと音とか音場とか、リズムの揺れとか抜き差しとかが、ものすごく複雑な気がする。それが丹念に作り込まれて、すごく聴きやすく気持ちいい感じになってんじゃないかと思う。ソウル風電子音楽すげえって思う。
▼半野喜弘名義の2作品
- アーティスト: 半野喜弘
- 出版社/メーカー: ソニー・ミュージックジャパンインターナショナル
- 発売日: 2003/10/22
- メディア: CD
- Amazon.co.jpで詳細を見る
コレ買いました:高木正勝「Tai Rei Tei Rio(タイ・レイ・タイ・リオ)」 [音楽]
高木正勝の新譜。去年(2008年)の秋に目黒で見たコンサートがCD化された。
- アーティスト: 高木正勝
- 出版社/メーカー: Epiphany Works
- 発売日: 2009/06/17
- メディア: CD
- Amazon.co.jpで詳細を見る
ライブアルバムといっても、たぶんこれまでCDには収められてない曲が大半の新作。
前作「Private/Public」と比べて、今回の「Tai Rei Tei Rio」は、音や演奏が全体的に神秘性を帯びてて、なんかコアな方向に向かってる感じ。民族音楽を意識したコンセプトらしく(どこ地方の民族かはわからないけど)、日本語でも英語でもないよく知らない言葉の歌があったり、楽曲やメロディもキレイで静謐で、かつ繊細だったりと、コンサート同様、全体の統一感はやっぱりカンペキだった。
カンペキで心地よい反面、民族音楽と言われても、楽曲自体は近現代の西洋音楽の構造(調性や楽節)の範疇なんじゃないのって気がしたりして、その辺の民族〝演出〟感が逆に鼻についてしまう部分もなんとなくあるようなないような(とはいえホンモノの民族音楽をやられても、それはそれでついて行けない)。
そういう意味でやっぱり、「Private/Public」の方がピュアでストレートな感じがして個人的には好き。パルコでのコンサートも、手作りな舞台感が良かったし。
---
昨年の「Tai Rei Tei Rio」も、その前の「Private/Public」の時も思ったけど、この人のコンサートは編成や演奏、映像、演出などを含めて、総合の舞台芸術だと思う。音楽だけ聴くのもいいのだけど、やはり映像で見たいと思った。舞台には音だけじゃわからんほどのカッコ良さがあった。
- アーティスト: 高木正勝
- 出版社/メーカー: Pヴァイン・レコード
- 発売日: 2007/05/03
- メディア: CD
- Amazon.co.jpで詳細を見る
あずまんが大王 [本]
なんともう10年も経っているとか。新装版で再登場。
- 作者: あずまきよひこ
- 出版社/メーカー: 小学館
- 発売日: 2009/06/11
- メディア: コミック
- Amazon.co.jpで詳細を見る
当時は借りて軽く流し読みしただけで、内容はなんとなく記憶に残っていた。買って読み直したけど、面白すぎる。
下北沢の喫茶店で、必死に笑いを堪えつつ、ニヤニヤながら読んだ。表紙だけみたら萌え系の漫画。キモい人だと思われたに違いない。どうせキモい。
どうやらDVDも再発らしい。やばい、欲しい。。
- 出版社/メーカー: キングレコード
- 発売日: 2009/06/24
- メディア: DVD
- Amazon.co.jpで詳細を見る